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障子の張替が集中する時期 New!!(2024年11月18日)
嬉しい事に毎日お仕事のご依頼がが入ります。畳、襖、障子それら以外にも。当店では和室関連商品に加え洋室関連商品も取り扱っておりますのでクロス貼替やオーダーカーテンのご注文も頂いております。さて、例年のようにこの時期ともなりますと不思議と障子の張替のご注文が増えております。それらの多くは「年齢的に自分で張れません」とおっしゃるご高齢の方々です。張り替えを終えた障子の写真を撮ってみました。
4月15日 ガラス磨き (2023年04月15日)
障子を張り替える際に気がかりな事が有ります。障子張り替えでお客様よりお預かりした障子戸、活発なお子さんの居るご家庭では障子戸の桟が折れていたり、またいつも決まった箇所へ手を掛けるのでしょうか手垢で汚れております。ガラスが入った雪見障子の場合は本来は透明なガラスが薄っすらと曇った状態に。さて、当店で対処出来る折れた桟は修理いたします、それが不可能場合は建具店に依頼しその際には修理費用が発生します。手垢汚れは時間を掛けて拭き取り、曇ったガラスは専用の道具で拭き取りいたします。さて、今回お預かりした障子戸はガラスの汚れが気になり拭き取り作業をプラスしました。勿論追加料金は発生しませんのでご安心下さい。
4月8日 障子張り替えに挑戦動画 (2023年04月08日)
1年程前に障子張り替え動画をYouTubeへ投稿致しました。さして理由も無く障子張り替え作業を撮ってみようと思い立ち、小さななカメラを設置して自作自演で挑戦してあれから1年。どなたが、どのような目的で見て頂いたのでしょうか。小さな畳屋の挑戦でしたがその再生回数が1万を超えました。
4月18日 障子の張替 動画撮影 (2022年04月18日)
障子の張替作業を行っていた時に、「ふと作業風景を動画撮影してみようか」。と思い立ち小型のカメラを設置して障子の張替を行いました。なんの準備も無く、ただ思いつきで始めた撮影でした。普段の作業風景ですが作業を終えて改めて自分の作業手順を見ると改める個所などの発見になりました。どうせならとここで余計な思い付きを、そうです、youtubeにアップしてみようと動画編集に挑戦です。専用のソフトも有りません、ましてやスキルも持ち合わせておりません。ないない尽くしの状態から悪戦苦闘3時間。どうにか編集も終えてYouTubeへアップロードをしてみました。 下記のリンクからどうぞ
12月2日 雪見障子の不思議発見 (2021年12月02日)
障子の張替えでお客様よりお預かりする雪見障子、この雪見障子に時折異変を感じる時がございます。通常雪見障子のスライドする部分は簡単に外せるようになっておりますが、時には外せなくハマっている。その原因の殆どが本来入る所に反対に入っているのが原因です。ちょっと理解しにくいので写真で説明します。雪見障子の本体の左右には深い溝、浅い溝が掘ってあります。
浅い溝
深い溝側
バネが付いたスライドする障子部分
では何故この違いがあるのか、それはスライドする障子戸にはバネが付いております。そのバネが付いている側を深い溝側へ入れために深い溝が掘ってあります。それを逆に入れてしまいますとなかなか外せなくなってしまいます。今回はちょっと専門的なお話になりました。
4月25日 手強い障子の張替え (2021年04月25日)
一口に障子の張替えと言いますが、実際の障子の張替えは障子紙を張る事より古い障子紙を剥がした後の障子の建具の手あかやシミ埃などを綺麗にする事に時間をかけます。この度お客様よりお預かりした障子戸はかなり手強い相手、分厚く積もった埃、こびり付いた手垢。時間を掛けて全て手作業で落とさなければなりません。今回は障子を大小合わせて22本預かりました。朝9時より洗い作業を始め午後2時30分に終了。障子紙の張出し時間は1時間30分で終了。
障子の桟に積もった埃と手垢
時間と手間をかけて綺麗に落としました
3月4日 震度6強の揺れ (2021年03月04日)
東日本大震災の10年目を前にしてまたもや大きな揺れに見舞われました。その揺れの被害も日にちを追うおごとく次第に明らかになってまいりました。当工場内では資材の殆どが倒れ、畳製造機器の殆どは大きなボルトで床に固定されておりましたが1台だけがボルトで固定されておりませんでしたので予想通りに動いておりました。さて、本日は急ぎの依頼が入りましたので予定していた業務の組み換えで何とか対応できました。その急ぎの依頼とは震度6強の揺れで障子戸の殆どがボロボロ状態に破れてしまいその張替えでした。そのお客様の障子の張替を6年前に当店で行いました。当時使用した障子紙と同じ破れにくい障子紙で張り替えました。いかんせん、子供の悪戯では破れない商品でしたが大きな地震の揺れには立ち行かなかったようですね。
8月21日 持ち込み (2020年08月21日)
近年、お客様が工場へ直接ご来店頂く事が多くなってきました事などから事務所内の商談スペースの拡充を少しずつ行っております。そのような中、ご来店頂いたお客様はなんとご自身で商品を運び込まれたました。その商品とは障子の衝立、お客様が言うには「 通信販売で買った商品なんですが、張替えできますか 」その商品をその場で確認してみたところ通常の障子張り替えと同じ工程で施工が可能でしたので1日お預かりして張替えを行いました。当店ではお客様ご自身での持ち込みを歓迎いたしておりますが事前のご予約を頂ければ施工期間の短縮になります。
12月26日 ガラスフィルム (2017年12月26日)
孫 不思議なものでこの言葉で頑固なお爺ちゃんでも恵比須顔になってしまいますね。この程障子の張り替えを依頼された古くからのお付き合い先のお客様、 「 正月も近いので障子を張り替えてよ 」とお電話を頂きましてお伺いしますと障子の破れとガラスが割れた状態でしたのでその訳をお聞きしますと、「 孫 が突っ込んだんだよ 」と怪我もなかったらしく撫で下ろすように言っておりました。そこでガラスの入れ替えと同時にガラスフィルムを貼る事をお勧めすると、「 是非に 」と即決でございました。念の為にこのお客様は決して頑固なお爺さんではございません。穏やかな経営者ですのでご安心下さい。
10月6日 障子の張り替え 追加の畳替え (2017年10月06日)
とある老夫婦より 障子の張り替え の依頼を受けました。希望施工日にお伺いし一旦障子戸を預かり障子紙の貼り替えを進めていますと、施主様より電話が入り 「 ついでに畳の張替えて! 」 。 工場内では既に他のお客様の畳表替えが行われていますが時間的にどうにかなりそうでしたのでお請けしました。先行の障子を納品し畳を引き取り作業開始です。時計の針を何度も見ながら施工を致しましたが納品時には辺りは暗くなってしまいました。
時代を感じさせる和室です
畳の良い香りがひろがり思いっきり深呼吸したくなりますね。