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新着情報

6月25日  3部屋続きの和室 (2018年06月25日)

日本の家屋から和室が消滅しそうな位の勢いで新築から和室が減ってきております。まるで平安時代に遡ったような錯覚を感じます。それと言うのも平安時代では一般の庶民は土間か良くて板敷での生活です。極限られた貴族だけが 畳 で生活していたそうです。

さて、この度は今では殆ど見る機会も無くなった和室3部屋通しの畳表替えでございます。もちろん、一日で全ての畳表替えは終了しました。襖を開け放った畳の通し間から贅沢感を感じますね。

 

  

6月3日  和室の総合張替え (2018年06月03日)

この程、6帖の和室をまるごと当店でリニューアル致しました。解りやすく言いますと、畳表替え、襖張替え、障子張替え、クロス貼り換えと全て新しくなりました。
畳表替えには生まれる初孫の為に防ダニシート入れを希望されました。
新築から一度も張り替えがなされていなかった和室は全体にセピア色しておりましたが、施工作業が済み真新しくなった和室は見違えるほど明るく感じられ初産で帰省する娘さんを迎える準備も整い施主様も一安心されておりました。

施工前 施工後

 

5月24日 見えない作業を見えるように (2018年05月24日)

畳表替えなどではお客様の畳をお預かりして工場へ一旦運び畳表替えの作業を行いますので畳の製作過程をお客様が見る事は殆ど有りません。
本日の施主様は畳表替えと同時に和室の模様替えを希望され、畳表替えの他に壁紙の貼り替え、それに障子、襖の張り替えを希望され、また畳表と畳床の間に防ダニシート入り。
お聞きしたところ近々娘さんがお産で帰って来る前に和室を綺麗にしたいそうです。
また生まれる孫の為にと防ダニシートを希望されました。その防ダニシートは畳表の下に入れる為に施主様が見る事は出来ません。そこで、作業中の様子をタブレット端末で撮影し畳を納品した際に見て頂く様にしております。

5月16日 和雑貨屋オープン (2018年05月16日)

j吉田畳店の情報発信基地 和雑貨屋 がオープンです。

鏡石町コミュニケーションステーション1fにこの程オープンした

かんかんテラスにテナントとして和雑貨屋の店開きです。

和雑貨屋と言ってもほん小スペースに小物を並べただけでございます。

今回の商品は畳屋らしいミニ畳2種類 畳ヘリバッグ3点、ヘリバッグの材料キット

以上です。

4月29日  畳の縁 (2018年04月29日)

お客様が好まれる畳縁の柄や色は時代と共に変化しております。一頃は畳縁と言えば 濃い緑や濃紺の柄物が定番商品でした。ところがここ数年メーカーより新商品として発表されているのがこれまでの常識を覆すような色や柄、例えばピンクやチェック柄の畳縁でございます。当初当店でもこの柄や色はお客様は選ばないだろうと考えておりましたが、一応お当店オリジナル見本帳に入れてましたところ意外な事にそれらをお選びになるお客様がおられます。お客様の志向と提供者とのずれが広がらないように常に気を付けなければならないですね。写真でご紹介致します。

人気上位のピンク柄        

 

若い世代に人気商品

伝統的な色、柄はやはり人気があります 

 

畳縁と言えばこの柄この色ですね

4月22日  カーテンの下げ替えと 山菜収穫 (2018年04月22日)

 長いお付き合いのお客様のお一人よりのご依頼でカーテンの下げ替えを行いました。当店よりのDMがきっかけになりましたが、長い間縁側のカーテンを使い続けたカーテンをレールごと交換です。本来白いレースは元の色が判断できない程の汚れでした。更に動きの悪かったレールも交換して下げ替えが行われました。真新しいレースより差し込む柔らかな光がお部屋が華やかに感じられるようになりました。何より施主様の喜びの笑顔が素敵でした。 作業中、庭を見ると 「コシアブラだ」と思わず声がでてしまったのを施主様は聞いておりました。帰り際に 「コシアブラ採っていきないさい」と嬉しい声を掛けていただきました。もちろん今夜の酒の肴はこのコシアブラの天ぷらです。

  

4月7日 野立て看板に垂れ幕を設置 (2018年04月07日)

昨年末 に長年の懸案だった野立て看板を設置致しました。その際に季節ごとにセール案内の垂れ幕を設置できる様にホルダーも合わせて設置しておりましたので、この度その垂れ幕を本日設置しました。

4月1日 畳表の裏返し (2018年04月01日)

 畳の裏返しって? ただ単に畳を持ち上げてひっくり返す事を裏返しと信じている若い方が大勢おられます。「ひっくりかえすだけならオイラにも出来る」と豪語された30代の男性には驚かされました。では裏返しとは。今畳の表面についています畳表(ゴザ)を一旦畳からはづし次にその畳表を裏面を表面にして畳を作ります。もっと解りやすく言いますとたとえば今着ていますトレナーを脱ぎ、その脱いだトレナーを裏返しにして着直すようなものです。もっと簡単に一言で 「 リバーシブル 」。

さて、今回のお客様は畳表の裏返しを希望されました。新しい畳表に替えてから既に10年が過ぎていますが畳に痛みも見受けられませんので裏返しの作業を進めました。市松の柄が入った畳表なので裏返しをしてもその柄はクッキリと表われておりました。

  

3月25日  公営住宅退去 (2018年03月25日)

春は移動の季節、この程公営住宅を退去された方よりの依頼で畳は勿論、襖、障子、クロス、網戸、更に建具修理浴室アルミドア修理を一括で受注いたしました。今回退去されるご依頼者はこの建物が新築された時より入居されたとお聞きしました。長年住まわれ結露によるカビや建具の痛みの相当なものでした。畳、襖、クロス、障子は当社で施工いたしましたが障子の桟の修理アルミドア修理は当店との取引の長い専門店に依頼いたしました。

施工前

 

 

 

施工後

 

3月16日 本琉球畳 (2018年03月16日)

昭和から平成の世に移り、縁無し畳を琉球畳と呼ばれるようななりました。また、ハウスメーカーの展示場の和室はこのヘリの無い半畳の畳が定番商品にもなりました。これらの縁無し半畳の畳を琉球畳と説明しておりますので一般の方は縁無し畳すなわち琉球畳を認識されております。今回紹介するのは本来の琉球畳でございます。今回のお仕事で使用した畳表が本琉球表でございます。日本国内で現在この畳表を生産しているのは大分県の数件の農家だけでございますので大変貴重な材料、さらに予約して数か月待ち状態です。今回は大量に出回っております中国産の本琉球表を使い仕上げました。通常の畳表替えは殆ど機械化され短時間で仕上げられますが、この本琉球畳表替えは大部分が手作業、ただ縫う作業は機械任せでございます。

本琉球畳表

仕上がった縁無本琉球畳

 

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