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4月1日 公営住宅退去に伴う畳 襖 障子張替 (2017年04月01日)


年度末の3月、2月頃より受注数が普段の月より増えております公営住宅退去の畳襖の張り替えです。当店では退去に伴う工事、畳 襖 障子はもちろんクロスの貼り替えに加えハウスクリーニングも提供しております。このハウスクリーニングは市町村で対応がわかれますがハウスクリーニングを行わなくてはならない場合がございます。今回退去工事を一括でお受けしました公営住宅ですが和室が3部屋もちろん襖、障子の枚数もかなり多くなりました。今回は市の担当者と依頼主様それと当店で立ち合い全て完了で市へ返還も終了致しました。
3月2日 畳表替えと同時に殺菌乾燥 (2017年03月02日)
お付き合いの長いアパートのオーナーより畳表替えの依頼があり、現場打ち合わせをしながら畳床状況を見ようと畳を引き上げました。床板はかなり水分を含んだ状態でもちろん畳床も危機的な状況です。オーナーさんと作業工程を説明しながら畳の殺菌乾燥をすることに決まりました。オーナーさんの説明によれば、退去者も長年住んでいたそうで畳の上には上敷きの重ね敷きだったそうです。
畳の殺菌乾燥は畳専用の大型乾燥機の炉で2時間以上かけて畳床の芯まで乾かしそれと同時にダニなどの雑菌も駆除します。
通常の畳表替えと同時に殺菌乾燥を希望されるお客様が増えてきています。また、殺菌乾燥のみを希望されるお客様もおられます。
畳表替え + 畳殺菌乾燥 の場合 1帖¥1,000
殺菌乾燥のみの場合 1帖 ¥2,000
2月16日 黄金の和室 気分は太閤殿下 (2017年02月16日)

従業員の休憩所にとその会社の社長さんが中古プレハブを建てました。徐々に建物が出来てくるとその社長さん何を思ったのか
「ここの部分は金箔に見える壁紙を貼ってよ」 と注文してきました。当初はローコストで良いからね、と始まった休憩所作りもだんだんとコストがかさんできました。最終的には 「やっぱり畳だよ」 とフローリングの予定から急きょ畳に変りました。当店にとりましては嬉しいことです。社長さん、ありがとうございます。さて、その会社の作業員のお一人が完成した休憩所を見るなり
「悪代官と越後屋が出てきそうな和室だなあ」 上手い、 おーい山田君、座布団。

2月7日 畳表産地を訪ねて (2017年02月07日)

1月27,28の両日、畳表の産地、熊本県八代市に行ってまいりました。当店と長いお付き合いのイ草農家を定期的に訪問しては作付状況、イ草の生育状況などつぶさに視察してきます。当店で使用する畳表の40%をこの契約農家より直接仕入れてコストダウンに努めて、さらに他には無い特殊な畳表をエンドユザーの皆様へ供給しております。その特殊な畳表とは伝統的な技法でイ草の乾燥、畳表の織りなど畳表の要「イ草」へのこだわりをもっております。
農家さんとイ草の束間に記念撮影、
しかし、本当にいい香りがしますね。まるで抹茶のような香り。いいなあ。
ヘリ無し畳シュミレーションができます。 (2017年02月02日)
閑散期のこの時期に畳製作の合間にヘリ無し畳のミニミニサイズを製作いたしました。このミニミニサイズの畳を作るキッカケとなりましたのは、お客様の何気ない一言でした。
「 見本帳のサンプル見てもイメージ出来ません 」
そこで当店では、お客様が思い描いた通りの色を組み合わせて試せるように全10種類を取りそろえてみました。これで迷うことなくシュミレーションして頂けます。
それでは、チョットだけ組み合わせてみましたのでどうぞご覧下さい。
灰桜と亜麻の組み合わせ
灰桜と銀鼠の組み合わせ

最後は人気のバリエーション灰桜のみで交互に向きを変えました。

1月15日 たたみ通信29号のお知らせ (2017年01月15日)

毎年1月に編集するたたみ通信の編集作業もいよいよ大詰め。記事割も済み、後は私の得意技、誤字脱字のチェックです。読み返すたびに、あっ、ここが間違っている。おやおやこの文章変だなあ。と校正に時間の掛かること。文章能力の無さを痛感させらます。校正が終了しだい印刷に取り掛かり、ご愛顧頂いております皆様へは後しばらくお時間を頂きます。
1月11日 置き畳 (2017年01月11日)

新居へお引越しを前に広いリビングへヘリ無し半畳の置き畳を敷き込みました。「やっぱりお正月はコタツでミカンを食べながらテレビを見るのが落ち着きますよね。」と施主様が言っていたのが印象的です。
ご購入頂いた製品は畳表は本場九州熊本産、厚みは15mm フローリングに置くだけです。
12月4日 畳のリフォーム (2016年12月04日)
畳のリフォームって何だろう、はて?
長いお付き合いのお客様より「既存の畳をヘリなし畳に出来ませんか?」との相談がありました。もちろん出来ますのでお請けいたしました。
その際に畳表は何を使用するかそれぞれの利点や弱点を説明しましたところ、和紙タイプにするか、天然のイ草にするか熟慮の末に樹脂に決まりました。


朝お客様よりお預かりした畳は一旦工場へ搬入し午後には納品完了でした。
11月11日 足ざわりの堅い畳にクッション材を入れる (2016年11月11日)

畳表替えを依頼されたお客様がこの様な事を言っておりました。
「何かこの畳って板の様に堅いんですよ」
実は私もお客様のお部屋に入り畳を踏み込んだところちょっと違和感を覚えましたので、お客様へちょっとした提案をしました。
それは畳床の上にクッション材を入れますと少しですが足あたりが柔らかくなりますので如何でしょうか。
お客様は是非にとおっしゃりましたので本日の畳表替えに写真のようなちょっと分厚いクッション材をいれながら畳表を替えました。
そして、敷き込まれた畳を踏み込みその感触を確かめながらお客様は 「あっ、柔らかい」
9月20日 ヘリ無し畳の表替え (2016年09月20日)

人気絶大のヘリ無し畳の表替えを希望されたお客様、新築より10年が経ちヘリなし畳の痛みが目立つようになりました。施主様はこの際だから天然イ草から工業系和紙表を使ったヘリ無し畳表替えを希望されました。ヘリ無しと言うと半畳サイズが一般的ですが今回の畳表替えは1帖サイズです。使用しました畳表の色は灰桜と人気色、上品な仕上がりに施主様も大喜びでした。




