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6月5日 イ草産地(熊本県八代市)を訪ねて (2016年06月05日)

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毎年この時期には定期的に熊本県八代市のイ草農家を訪問しております。今年も6月3,4日の両日お伺いしてきました。昨年11月に植えつけられたイ草も順調に生育しておりますので一安心です。写真のイ草の畑は90アールの広さでこのイ草畑が当店の契約栽培の畑になります。来月初旬に刈り取りが行われる予定ですが刈取りのお手伝いお伺いできないのが残念でなりません。

5月28日 畳の下に防虫シート (2016年05月28日)

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一頃は畳を敷く際に新聞紙を敷いたものでしたがでは何故畳の下の新聞紙を敷いたのでしょうか。

ある人が言うのには、床したから冷たい風がくるのを防ぐ為に敷いた。またある人は、害虫防止のために。諸説いろいろ言われていますが、まず防虫効果は全くありません。かなり以前の新聞の印刷には油性インクを使用していたために防虫効果がみられましたが、今では新聞印刷はカーボンが使われる為にその効果は望めません。では風よけ効果は、床板の隙間から吹き上げる冷たい風よけには有効です。

本日のお客様へ畳を納品する際に畳の下へ畳専用の防虫シートを敷き込みました。現代の建物は高断熱高気密化されていますので風よけを考えることは必要ありませんが逆に害虫にとっても住みやすい環境でもあります。

5月18日 畳表の保管 (2016年05月18日)

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畳屋さんにとってこれからの季節は畳表の管理を厳重にしなくてはなりません。それと言いますのも間もなく梅雨を迎えますので高温多湿になりがちです。大切な畳表をそのような環境下もできっちり管理して保管しなくてはなりません。本日の畳表の保管庫の湿度が50%を超えましたので除湿器を稼働させました。これから毎日湿度計のチェックが欠かせません。

国産の主な畳表産地は熊本県八代市でございます。既にご存じのことでしょうが熊本地震の震源地に近い所ですが生産者は既に事業を再開しておりますので畳表の供給体制は維持されておりますが、ここ数日で畳表の価格が急騰しているそうです。でもご安心下さい、当店で使用する畳表は春先に既に確保しております。

5月11日 ヘリ無し半畳の製作 (2016年05月12日)

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続く時は続きます。先週から不思議とヘリ無し半畳の製作が相次いでおります。本日の半畳製作はデザインに迷われたお客様が当店のショールームへお越し頂き実際に数種類のミニヘリ無し半畳を並べて納得して頂いてからの製作開始です。

使用した色は一般的な色グリーン、それに若草色の2色です。なお納品は来週を予定。

お客様にシュミレーションして頂いたデザインはこちらです。

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5月7日 集会所の畳表替え (2016年05月07日)

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地区の集会所の畳表替えを終了しました。築30年以上経っている建物には至る所に痛みが目立つようになりました。今回畳表替えと同時に照明器具の交換も行い一段と明るさを増した大広間です。敷き込みを終えて掃き掃除の準備をしていましたら、

「婦人会でやるのでやるので、そのままにして下さい」と有り難いやらちょっと躊躇いたしましたが、お言葉に甘えてそのまま退散致しました。60畳ってやはり 広い ですね。

4月28日 相談コーナーを新設しました (2016年04月28日)

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仕事の合間にコツコツとDIYを行ってきました。そしてようやくお披露目できるまでになりました。

正直申し上げるますと作っては解体、そして再度組み上げの繰り返しでございましたが私が描いていた通りの70%まで、残りはまた畳屋さんの作業の合間に仕上げますのでこうご期待のほど。

ではリフォームの全貌をご覧頂きましょう。

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実際に当店で使用しています畳の縁のサンプルを展示しておりますが、一部写っておりません。

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最近人気上昇中のヘリ無し半畳のシュミレーションが出来ます。実際にお客様がお好みの色の半畳を入れながらイメージを膨らませております。

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畳床のカットサンプルの展示、最近ではお客様の畳の知識も豊富になりお客様より断熱材入りを使って下さいと言ってきます。

もちろん、畳表の現物展示もしております。

4月20日 畳表のリサイクル (2016年04月20日)

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毎日、畳表替え作業をしていますと剥がした古い畳表がどんどん溜まります。この古い畳表の廃棄にも年間かなり高額な料金がかかります。あれは何時だったか、「 あのー、使い古しの畳のゴザって有りませんか 」 と農家の方が軽トラックで工場へ来られました。当時私どもでは廃棄する古畳表が大量に溜まっておりましたので「 どうそ、これら全部いかがですか 」と言いましたら 「 お代はおいくらになりますか 」 と 私は 「 無料です 差し上げますよ 」と。

その農家方はトラックに満載して帰りました。

その日の夕方 「よろしかったら、今畑から抜いてきました」と言って大量の大根を置いて行きました。

不定期ですが古い畳表を工場前にカートごと出しておりますのでどうぞお持ち帰り下さい。もちろん無料でございます。 

4月3日 テレビの力 (2016年04月03日)

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それはアポ無しの突然の取材でした。地元のテレビ局の地域取材で当町を取材していました、そして 「あのー、ちょっとよろしいでしょうか」とテレビ局5人の取材クルーが入って来ました。全く予期していなかった事でそしてその日は畳の製作はせずにもっぱらショールーム準備に夢中でした。工場内は材木や電動工具が散乱している状態で。ここって畳工場なの?と聞きたいくらいでした。でも、さすが取材クルー、珍しい物に目が留まり、「これって本当に時計?」私「もちろん、クウォーツですよ」「すごーい」。畳の話は全く無しでただこの丸い畳とこの丸い畳時計の話題、そして一人のスッタフが金色に輝く眩い畳縁を見つけ「これは?」私「本物の金の畳縁です」と説明すると、大きなカメラを肩に背負ったカメラマンは熱心に撮影しておりました。これで取材終了でしたが、畳屋とは思えない内容になったことに違いないと思います。 そして、数日前に放送が有ったらしく、それを見た方より畳時計の注文が入りました。

本日は畳時計製作デーでございます。

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3月18日  畳を替えて大はしゃぎ (2016年03月18日)

IMG_2265お得意様が出産を前に畳の表替えをしました。出産予定より早めに畳を替えをしたいという希望から電話頂いた翌日の本日畳替えでした。外気温もかなり高くなり過ごしやすい穏やかな一日です。このお部屋はメターモジュールの為に広く、畳のサイズも一般の畳に比べ巾で12cm広い畳です。

納品を終えたお部屋では二人のお子さんが大はしゃぎしては畳に寝そべっておりました。IMG_2261

3月12日 丸い畳  吉田畳店オリジナル  (2016年03月12日)

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通常写真の丸い畳は当店をご利用頂いたお客様への粗品として差し上げておりますが、嬉しい事に時折売って下さいとメールや電話を頂きます。本日のお客様はわざわざ工場へお越しいただきお買い上げいただきました。この丸い畳には2つのタイプがございます、普段粗品とし差し上げているタイプは表面の畳表には天然のイ草を使用して製作しております。それとは別のタイプは工業系の和紙を主原料にしてつくられた畳表を使用して製作します。そのお客様は和紙タイプをお選びになりました。その方の友人のご主人が亡くなられ祭壇両脇の花瓶敷きに差し上げるとおっしゃりました。

写真の上段の丸い畳は天然のイ草仕様 下段が和紙仕様です。この和紙の畳表の特徴が変色しにくく耐摩耗性に強いことです。

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