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5月31日 和室の模様替え (2021年05月31日)
この度の施主様は当店のホームページが縁で工事を致しました。この施主様は初めての畳、クロス貼替なので工事の手順、工事日数などを説明をして施工日を決めました。色褪せたクロス、ささくて目立った畳、シミだらけの襖を貼り換えました。工事に要した日数は2日間で終了です。工事が終わり施主様が言うには毎日の犬の散歩コースでは畳店の前を通るのですが料金を聞くのに立ち寄るのも躊躇い、その畳店は畳専門らしので今回の和室の模様替えにはお願いできそうもありませんでした。と言っていました。
5月24日 これでも畳縁 (2021年05月24日)
畳の縁と言えば濃い緑色に菱形の模様が織り込まれた商品が定番でした。生活様式の変化と共に畳縁にも大きな変化が起きております。アニメのキャラクターが織り込まれた商品や幾何学模様などが織り込まれた商品が数多く販売されるようになりました。さらに畳縁は模様を織って作られるのが一般的な商品なのに対し技術の進歩で何とプリント柄の畳縁も商品化されるようになりました。さて、この度に使用した畳縁がこれで畳縁なの?、衝撃的な色柄の畳縁を使用しての畳表替えでした。
5月16日 畳表の裏返し (2021年05月16日)
2007年に畳表替えをしたお客様より新しい畳表に替えて下さいと、お電話頂きました。顧客名簿から履歴を確認しますと、2007年に確かに畳表替えを行なっております。その際に通常の天然い草の畳店ではなく、工業系の耐久性のある畳表を使用しての表替えでした。そこでお客様へは裏返しを提案したところ、「可能ならそれでお願いします」と返事を頂きましたので裏返しの作業です。ただ、1畳だけは新しい畳表を使用しての作業となりました。その1畳には10年前の東北地方の大震災で家具が倒れて畳に突き刺さってしまい大きく破れておりました。
4月20日 老人介護施設の畳替え (2021年04月20日)
「やっぱり畳は良いね」「ゴローンとなっても良いの?」と敷込まれた畳をみた入所者が口にした言葉でした。とある老人介護施設施設よりのご依頼でささくれが酷くなった畳表替えを行いました。当初は低予算での畳表替えでしたが、コロナ禍のご時世抗菌畳表を提案したところ即決で抗菌畳表仕様の張替えになりました。この施設での生活は椅子とテーブルの生活、唯一ゴローンと横になれるスペースは畳敷の和のコーナーだけのようです。
4月1日 公営住宅 (2021年04月02日)
我が町には4棟の公営住宅があり世帯数が108、畳の枚数は1566帖。最近この公営住宅の入居率が低下しているらしく空き部屋が目立つようになってきました。その空き部屋対策で3つの空き部屋のリノベーション工事が行われました。大規模な工事ではなく和室3部屋の内、和室1部屋と台所を一つの広い洋室にリフォームされました。そのリフォーム工事で当店が行ったのは壁1面のクロス貼り、元々塗装の壁だった壁面を柔らかさを出すための暖色系のクロス貼りました。当店は畳屋さん、和室が減るのは残念なのですが入居率が上がらなければその畳工事も減少してしまいます。致し方のない事ですね。
元々の和室と台所
リフォーム後
3月10日 たたみ通信40号 只今編集中 (2021年03月10日)
この3月発行のたたみ通信も40号になります。21年かけてコツコツ、時にはさぼったりしながらよく40号も続いたものです。今となっては最初のたたみ通信1号は既に行方不明となり幻のたたみ通信です。さて、今回は、と言うよりいつもの畳屋さんのバックヤードが中心です。当店の読者の方がへはいま暫くのお時間を頂ければお送りいたします。
表面だけお知らせいたします。たたみ通信40号表
3月4日 震度6強の揺れ (2021年03月04日)
東日本大震災の10年目を前にしてまたもや大きな揺れに見舞われました。その揺れの被害も日にちを追うおごとく次第に明らかになってまいりました。当工場内では資材の殆どが倒れ、畳製造機器の殆どは大きなボルトで床に固定されておりましたが1台だけがボルトで固定されておりませんでしたので予想通りに動いておりました。さて、本日は急ぎの依頼が入りましたので予定していた業務の組み換えで何とか対応できました。その急ぎの依頼とは震度6強の揺れで障子戸の殆どがボロボロ状態に破れてしまいその張替えでした。そのお客様の障子の張替を6年前に当店で行いました。当時使用した障子紙と同じ破れにくい障子紙で張り替えました。いかんせん、子供の悪戯では破れない商品でしたが大きな地震の揺れには立ち行かなかったようですね。
2月10日 極、極、薄畳の製作 15mm (2021年02月10日)
一般の方で畳の厚みをご存じ無いかと思いますが、通常の畳の厚みは約60mm。近年、ハウスメーカーなどコスト意識が高い建設会社などでは薄い畳を要求するようになってきました。その畳の厚みは何と15mm、以前の機械設備では到底製作不可能な厚さの畳でございます。昨年、当店でも漸く極薄畳製作可能な機械設備を導入いたしました。本日は空いた時間に端材で製作してみましたが、本当に薄い畳ができました。
2021年 1月23日 マンションリフォーム 縁無し半畳納品 (2021年01月23日)
中古マンションを購入された方のリフォーム。壁紙からフローリングまで全て替えたリフォームです、勿論畳も入れ替えました。元々は通常の畳がはいっていたマンションですがリフォームの際に今人気の縁無し半畳タイプを希望されました。引渡し前に全ての工事が終わった段階で畳を納品いたしました。縁無し半畳タイプの場合色合いを2色選ぶのが一般的なのですがお客様はあえて1色を希望されました。余談ですがプロの私達畳屋さんが好む色合いです。
12月25日 新築工事 畳、クロス終了 (2020年12月25日)
年末を前に新築現場へ畳の納品を終えました。この新築の物件では畳とクロス工事を当店が施工致しました。施主様とのクロス柄選びから始まり長い期間を要しましたがようやく終了しました。畳は今流行りの畳縁の無い半畳タイプ、その一角が斜めにカットされ製作は超難関。それも無事敷き込み終了しました。