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9月21日 新築現場納品 (2020年09月21日)
この度新築の住宅へ畳、窓装飾関連品を納品致しました。ハウスクリーニングが終わるのを確認して畳の敷き込み、そしてカーテン、ブラインド等の納品を行いました。現代風の外観と間取り広いリビングは二階までの吹き抜けと開放的な作りです。和室は標準と言っても過言ではなくなった縁なし半畳敷き、カーテンにはちょっとしたこだわりを持った施主様、理解しにくいでしょうがリターン仕様ですが写真から判断して下さい。
#カーテン #ブラインド #縁なし半畳
9月16日 床屋さんの窓 (2020年09月16日)
長いお取引の理髪店、この理髪店の創業は何と江戸時代へと遡りますが残念ながら当店がお付き合いし始めた頃は江戸の時代ではなく平成の世からです。さて、この度は理髪店の店内のカーテンを撤去しそこへロールスクリーンを取り付ける内容でした。当初は東面の窓の下げ替えだけでしたがどうにもバランスがとれなく感じられて全ての窓の下げ替えと発展いたしました。野暮ったいカーテンからロールスクリーンへと下げ替えられた窓はすっきりとし店内も明るく感じられます。
#ロールスクリーン
9月4日 柔道畳納品 (2020年09月04日)
数年前より中学校の体育に柔道(武道)が取り入れられました。その柔道に使われる畳も進化を遂げております。畳と言えば稲わらを心材に用いられて固く重い物でしたが、それが今では持ち運びが楽なように軽く尚かつ激しい投げ技などでも怪我をしないようにクッション材が畳の心材に用いられるようになりました。さらに、畳表は破れにくい樹脂製の畳表が使われております。いやはや驚くような進化をしております。さて、今回はその柔道用の畳を中学校へ納品いたしました。これまでに数回にわたり柔道畳が追加で納品致しましたが初期の柔道畳はそろそろ廃棄の時期を迎えております。
畳の保管スペースに納品致しましたが、初期の古い畳は廃棄の予定だそうです。
#柔道畳
8月17日 和モダン (2020年08月17日)
時折、お客様より相談を受けることがございます。「畳屋さん、畳らしくない畳って有りますか」この質問に答えが詰まってしまう私ですが詳しくお伺いして提案したのが写真の畳でございます。今回の工事内容は畳表替えでしたので縁なし半畳の提案は見送り、ちょっと変わった畳縁を提案しました。畳縁を変えるだけでもお部屋のイメージが変わるものです。
7月25日 工業系畳表 (2020年07月25日)
ご紹介する施工例は工業系の畳表をお選びになった施主様。工業系畳表は大きく分けて2種類ございますが一つは和紙を心材に用いた和紙系畳表、それともう一つは今回紹介する樹脂系畳表。そのどちらにも利点と欠点がございます。さて、この施主様が樹脂系の畳表を選んだ基準はと言いますと耐久性とメンテナンス。樹脂系の畳表(今回使用畳表は積水化学、migusa)最大のメリットは汚れに強いことですが写真からも解ると思いますが畳表には光沢があり畳床の凹凸をできるだけ無くさなくてなりません。では施工前、施工後を写真でご紹介致します。
#migusa
#ミグサ
6月15日 畳表産地 熊本視察 (2020年06月15日)
毎年2,6月には畳表産地熊本県八代市へ出かけております。今年も6月5,6日の両日に視察してきました。年を追うごとにイ草の栽培圃場の減少が続いており畳表の安定供給の不安がぬぐえない状況ですが当店の契約栽培により畳表の供給には不安はありません。さて、今年のイ草の作柄は全般的に平年並みでしょう。
6月1日 畳表替えと襖張替え (2020年06月01日)
畳にはサイズの規格がございますが、西日本と東日本で分かれるようです。少々専門的なお話になりますがその規格が大きい規格本間、少し大きめ六一間、最も普及している五八間、それ以外に近年普及しているメーターモジュール用のメートル版このメートル版が最も大きな規格でございます。さて、この程長いお付き合いのお客様よりの依頼で畳表替えを行いました。このお客様の建物がメーターモジュール規格、畳のサイズも超ビッグサイズ。畳を担いで階段を登り降りがとても困難を極めましたがどうにか施工完了ですが何か落ち着きません。セピア色に変色した襖がどうにも気になり追加で襖の張り替えです。寝室という事で襖をお預かりしている間は仮のカーテンで過ごして頂きました。通常は仮の襖戸を立てるのですがドアタイプの襖戸なのでカーテンを下げました。
お客様のご要望により襖の柄を上下逆に張りました。
5月24日 畳ベンチ (2020年05月24日)
かれこれ16年も前の事、リフォーム会社より展示会への出店要請にお応えして出店いたしました。その縁で畳表替えをして頂いたお客様宅へ久しぶりにお伺いしました。お客様のご希望で畳表替えと畳表の裏返しを行いましたがもう一つ気になる物が有りました。その当時面白い半分で販売した畳ベンチ、そのベンチの座面の畳、これも畳表替えを行いました。お客様が言うのには「 歳をとると立ったり座ったりが大変、この畳ベンチが重宝します 」
5月16日 新商品は自ら使ってから (2020年05月16日)
伝統産業の一つの畳屋さん、伝統産業と言えども素材革新は続いております。例えば畳床、畳床とは畳の土台となる芯の部分、通常は一般の方は見ることはありませんが以前ですとその畳床の素材は稲藁が使われておりましたが、今現在主流の素材は木質系ボードと断熱材の複合材でございます。そして畳表はと言いますと今主流は天然素材のイグサで織られた畳表ですが近年シェアを伸ばしているのが工業系の畳表、その材料は樹脂や和紙など多岐に渡ります。さて、今回ご紹介するのはとあるメーカーよりの新商品の案内がありましたのでモニターがてら自宅和室に使ってみました。使用した畳表は3種類。樹脂と天然イグサのハイブリット。
5月10日 建具修理 (2020年05月10日)
借家に住まわれていた方はこの度退去に伴い壊れた建具をこの度持お客様が持ち込まれました。その建具はガタついて蝶つがいが取れてしまいました。その原因はお客様が力任せに無理やり引いてしまい建具そのものが割れてしまったようです。その修理は至って簡単です、割れた箇所を広げその部分にボンドを塗り後は金具で締めボンドが乾くまで1日待つだけです。