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5月11日 ヘリ無し半畳の製作 (2016年05月12日)
続く時は続きます。先週から不思議とヘリ無し半畳の製作が相次いでおります。本日の半畳製作はデザインに迷われたお客様が当店のショールームへお越し頂き実際に数種類のミニヘリ無し半畳を並べて納得して頂いてからの製作開始です。
使用した色は一般的な色グリーン、それに若草色の2色です。なお納品は来週を予定。
お客様にシュミレーションして頂いたデザインはこちらです。
5月7日 集会所の畳表替え (2016年05月07日)
地区の集会所の畳表替えを終了しました。築30年以上経っている建物には至る所に痛みが目立つようになりました。今回畳表替えと同時に照明器具の交換も行い一段と明るさを増した大広間です。敷き込みを終えて掃き掃除の準備をしていましたら、
「婦人会でやるのでやるので、そのままにして下さい」と有り難いやらちょっと躊躇いたしましたが、お言葉に甘えてそのまま退散致しました。60畳ってやはり 広い ですね。
4月28日 相談コーナーを新設しました (2016年04月28日)
仕事の合間にコツコツとDIYを行ってきました。そしてようやくお披露目できるまでになりました。
正直申し上げるますと作っては解体、そして再度組み上げの繰り返しでございましたが私が描いていた通りの70%まで、残りはまた畳屋さんの作業の合間に仕上げますのでこうご期待のほど。
ではリフォームの全貌をご覧頂きましょう。
実際に当店で使用しています畳の縁のサンプルを展示しておりますが、一部写っておりません。
最近人気上昇中のヘリ無し半畳のシュミレーションが出来ます。実際にお客様がお好みの色の半畳を入れながらイメージを膨らませております。
畳床のカットサンプルの展示、最近ではお客様の畳の知識も豊富になりお客様より断熱材入りを使って下さいと言ってきます。
もちろん、畳表の現物展示もしております。
4月20日 畳表のリサイクル (2016年04月20日)
毎日、畳表替え作業をしていますと剥がした古い畳表がどんどん溜まります。この古い畳表の廃棄にも年間かなり高額な料金がかかります。あれは何時だったか、「 あのー、使い古しの畳のゴザって有りませんか 」 と農家の方が軽トラックで工場へ来られました。当時私どもでは廃棄する古畳表が大量に溜まっておりましたので「 どうそ、これら全部いかがですか 」と言いましたら 「 お代はおいくらになりますか 」 と 私は 「 無料です 差し上げますよ 」と。
その農家方はトラックに満載して帰りました。
その日の夕方 「よろしかったら、今畑から抜いてきました」と言って大量の大根を置いて行きました。
不定期ですが古い畳表を工場前にカートごと出しておりますのでどうぞお持ち帰り下さい。もちろん無料でございます。
4月3日 テレビの力 (2016年04月03日)
それはアポ無しの突然の取材でした。地元のテレビ局の地域取材で当町を取材していました、そして 「あのー、ちょっとよろしいでしょうか」とテレビ局5人の取材クルーが入って来ました。全く予期していなかった事でそしてその日は畳の製作はせずにもっぱらショールーム準備に夢中でした。工場内は材木や電動工具が散乱している状態で。ここって畳工場なの?と聞きたいくらいでした。でも、さすが取材クルー、珍しい物に目が留まり、「これって本当に時計?」私「もちろん、クウォーツですよ」「すごーい」。畳の話は全く無しでただこの丸い畳とこの丸い畳時計の話題、そして一人のスッタフが金色に輝く眩い畳縁を見つけ「これは?」私「本物の金の畳縁です」と説明すると、大きなカメラを肩に背負ったカメラマンは熱心に撮影しておりました。これで取材終了でしたが、畳屋とは思えない内容になったことに違いないと思います。 そして、数日前に放送が有ったらしく、それを見た方より畳時計の注文が入りました。
本日は畳時計製作デーでございます。
3月18日 畳を替えて大はしゃぎ (2016年03月18日)
お得意様が出産を前に畳の表替えをしました。出産予定より早めに畳を替えをしたいという希望から電話頂いた翌日の本日畳替えでした。外気温もかなり高くなり過ごしやすい穏やかな一日です。このお部屋はメターモジュールの為に広く、畳のサイズも一般の畳に比べ巾で12cm広い畳です。
納品を終えたお部屋では二人のお子さんが大はしゃぎしては畳に寝そべっておりました。
3月12日 丸い畳 吉田畳店オリジナル (2016年03月12日)
通常写真の丸い畳は当店をご利用頂いたお客様への粗品として差し上げておりますが、嬉しい事に時折売って下さいとメールや電話を頂きます。本日のお客様はわざわざ工場へお越しいただきお買い上げいただきました。この丸い畳には2つのタイプがございます、普段粗品とし差し上げているタイプは表面の畳表には天然のイ草を使用して製作しております。それとは別のタイプは工業系の和紙を主原料にしてつくられた畳表を使用して製作します。そのお客様は和紙タイプをお選びになりました。その方の友人のご主人が亡くなられ祭壇両脇の花瓶敷きに差し上げるとおっしゃりました。
写真の上段の丸い畳は天然のイ草仕様 下段が和紙仕様です。この和紙の畳表の特徴が変色しにくく耐摩耗性に強いことです。
3月1日 新築内覧会 (2016年03月01日)
お付き合い先の工務店が新築の内覧会を行いましたのでちょっとだけお知らせします。この和風モダンの言葉が似合う新築の家には6帖の和室が設けられております。その6帖間へは今人気の縁無し半畳を納品いたしました。
無垢の檜をふんだんに使用した家の中は檜の香りが広がり、もちろん和室には熊本産イ草の良い香りが広がっております。
2月19日 ふすま張り (2016年02月19日)
畳工場の一角は襖、障子の張り替え工房です。本日は市営住宅の襖の張替の作業が続いております。これが終わると障子の張り換え作業が始まります。一般の方は襖張り替えなどで全面に糊を付けると思っておりますが実はふすま紙の周り数センチだけに糊を付け、その中はほとんど水に近い極薄い糊をつけてから張出ます。以外と知られていない事です。写真の職人は只今周りに濃い糊を付けている最中です。その後襖に張りつける作業にとりかかります。
ちょっと耳学問 ふすまを はりかえる の漢字はさてどちらでしょうか
1 張り替える
2 貼り替える
答えは 1番の 張り替える です。この張りはピーンと張るの意味で襖は周りだけ糊を付け紙を引っ張るような状態だからです。知らなかったなあ、
2月12日 畳のシュミレーション (2016年02月12日)
以前より仕事の合間に製作していましたヘリ無しミニ畳ですがようやくお披露目できるまで製作が進みました。まだまだ製作途中の物もありますがここでお披露目いたします。これらのミニ畳はあるお客様の一言から製作をする事になりました。それと言いますのも、「色見本だけではイメージ出来ないですね」と。それならばミニサイズのへり無し畳を製作してお客様自身でシュミレーションして頂こうと一代決心でございます。昨年後半より実際の製作過程で余った資材を取り置きしていましたがまだまだ数種類の色が揃っておりませんが資材がそろい次第製作にかかります。ではちょっとだけ並べてみました。