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6月15日 畳表産地 熊本視察 (2020年06月15日)
毎年2,6月には畳表産地熊本県八代市へ出かけております。今年も6月5,6日の両日に視察してきました。年を追うごとにイ草の栽培圃場の減少が続いており畳表の安定供給の不安がぬぐえない状況ですが当店の契約栽培により畳表の供給には不安はありません。さて、今年のイ草の作柄は全般的に平年並みでしょう。
6月1日 畳表替えと襖張替え (2020年06月01日)
畳にはサイズの規格がございますが、西日本と東日本で分かれるようです。少々専門的なお話になりますがその規格が大きい規格本間、少し大きめ六一間、最も普及している五八間、それ以外に近年普及しているメーターモジュール用のメートル版このメートル版が最も大きな規格でございます。さて、この程長いお付き合いのお客様よりの依頼で畳表替えを行いました。このお客様の建物がメーターモジュール規格、畳のサイズも超ビッグサイズ。畳を担いで階段を登り降りがとても困難を極めましたがどうにか施工完了ですが何か落ち着きません。セピア色に変色した襖がどうにも気になり追加で襖の張り替えです。寝室という事で襖をお預かりしている間は仮のカーテンで過ごして頂きました。通常は仮の襖戸を立てるのですがドアタイプの襖戸なのでカーテンを下げました。
お客様のご要望により襖の柄を上下逆に張りました。
5月24日 畳ベンチ (2020年05月24日)
かれこれ16年も前の事、リフォーム会社より展示会への出店要請にお応えして出店いたしました。その縁で畳表替えをして頂いたお客様宅へ久しぶりにお伺いしました。お客様のご希望で畳表替えと畳表の裏返しを行いましたがもう一つ気になる物が有りました。その当時面白い半分で販売した畳ベンチ、そのベンチの座面の畳、これも畳表替えを行いました。お客様が言うのには「 歳をとると立ったり座ったりが大変、この畳ベンチが重宝します 」
5月16日 新商品は自ら使ってから (2020年05月16日)
伝統産業の一つの畳屋さん、伝統産業と言えども素材革新は続いております。例えば畳床、畳床とは畳の土台となる芯の部分、通常は一般の方は見ることはありませんが以前ですとその畳床の素材は稲藁が使われておりましたが、今現在主流の素材は木質系ボードと断熱材の複合材でございます。そして畳表はと言いますと今主流は天然素材のイグサで織られた畳表ですが近年シェアを伸ばしているのが工業系の畳表、その材料は樹脂や和紙など多岐に渡ります。さて、今回ご紹介するのはとあるメーカーよりの新商品の案内がありましたのでモニターがてら自宅和室に使ってみました。使用した畳表は3種類。樹脂と天然イグサのハイブリット。
5月10日 建具修理 (2020年05月10日)
借家に住まわれていた方はこの度退去に伴い壊れた建具をこの度持お客様が持ち込まれました。その建具はガタついて蝶つがいが取れてしまいました。その原因はお客様が力任せに無理やり引いてしまい建具そのものが割れてしまったようです。その修理は至って簡単です、割れた箇所を広げその部分にボンドを塗り後は金具で締めボンドが乾くまで1日待つだけです。
5月2日 急ぎの畳替え (2020年05月02日)
前回のご注文から4年が経ちましたお客様よりの畳表替えのご依頼です。お見積もりでは8帖一間の畳表替えのご予定でしたが当日に2部屋の畳表替えをご希望されましたので午後の予定を組み替えお客様のご希望通り2部屋の畳表替えを行いました。
施工前と比べ見違えるように部屋全体が明るく感じられお客様も喜んでおりました。
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施工前はこちら
4月18日 追加、また追加さらに追加、最後は全部 (2020年04月18日)
初めてお伺いするお客様、当初は8畳一間の畳表替えの予定でした。生活の汚れが激しくその一間の畳表替えのお見積もりをしたところ、お客様は当初想定していた金額より安かったらしく、他の二間の畳表替えの見積もりを求めてこられました。その際に襖の張替えもと見積もり書が数ページになりました。最後は帰りがけに玄関脇の物入れの襖張替えの追加となり気分はわらしべ長者でしたが、納期は引き取り納品まで2日間で終了しました。
吉田畳店 オリジナルミニ畳 円形型ミニ畳 (2020年04月05日)
当店をご利用いただいたお客様へ差し上げておりますミニ畳、通常のミニ畳とはチョット違い丸いミニ畳です。この度は私の住む町のとある物産館で販売しているそのミニ畳が品切れとの連絡が入りましたので急遽製作いたしました。ふと、製作中に並べてみると何やらある物に見えてきました。不思議ですね、あのネズミに。
マンション クロス張替え (2020年03月24日)
それは1月下旬の事でした。当店のこのホームページを見て連絡を頂きました。空室だったマンションを購入されたお客様自身でリフォームをするそうで当店が受注したのはクロス、クッションフロアー貼り替えでございます。セキュリティーがしっかりしておりますので、最初に工程表を管理組合に提出から始りましたが水回りの器具脱着に手こずり予定していた日程を1日オーバーして完了となりました。
カーテン(レース)の下げ替え (2020年03月18日)
不思議なご縁に恵まれました。「覚えていますか」と止めていた営業車に乗ろうとした時に声が聞こえて振り向くとそのお客様は笑顔で私を見ておりました。そのお客様とはかれこれ10年程前に知り合いに紹介されて畳表替えや襖張り替えをしたお客様でしたが突然の事でしたので「失礼ですがどちら様でしょうか」とお聞きしました。この様な縁に恵まれこのお客様宅へカーテン(レース)の下げ替えにお伺いしました。新築時のレースがかなり痛んでおり所々裂けておりました。真新しいレースより差し込む柔らかな陽の光がそのお部屋を明るくしております。何よりお客様に喜んで頂きました。